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古い文化と新しい文化の融合 高度経済成長経て現在、底知らずの不景気、そして未曽有の大災害。現在日本は悪い意味でピンチに立たされています。しかし逆手に取ればこれほど日本が世界から注目されていることはないでしょう。そしてこの不況と災害の中、日本人として何ができるのか?この先の日本を背負っていく私たちがするべきスタンスが問われています。私たちは先代から受け継いだDNAそしてノウハウを後世にそして世界に発信していく必要があると考えています。そんな中で今日本にある「コンテンツ」とはなにか?と考えた時に古くから日本の文化そして約束には欠かせない「はんこ文化」という物があります。実際に現在売られているハンコは「低価格」「大量生産」が主なラインナップです。現在の消費社会を物語ったような売られ方をしています。「安いからなくしてもすぐに買える」「歩けばすぐに売っている物」「押せれば何でもいい」。文明が進化しインターネットでなんでも探せる情報社会と欲しい物はすぐに手に入る消費社会の中で人は「物を大切にしなくなった」ように思います。そして「すぐ壊れるもの」を生産するようになったと思います。

昔我々の先代はとても物を大切にしていました。「桐タンスは一生もの」200年使っても壊れないタンス。「いつでも移築できるような数寄屋造りの家」300年地震が起こっても壊れない旧家。大切にするからこそ「丈夫」で「長持ち」で「粋」な物を選び使ってきました。江戸時代初期にはハンコに模様を施した粋なハンコが出ていたそうです。私たちはそのポイントに「一生大切にしてもらえるような粋なハンコを作ろう!」と思い始めました。まず最初に今のハンコのデザインについて考えてみました。 殆どは円柱のハンコしかなく、「粋」と言われるディテールはほぼありませんでした。 たまたま道を歩いている時に畳屋の主人がキセルにタバコを詰めて吸っているのを見ました。今の時代キセルでタバコを吸うなんて粋だなと思いよく見てみるとそのキセルには「からせみ」のきれいな模様が施されておりとても気品があり美しいキセルでした。 店主に話を聞きました。「これは先代から使ってるキセルでもう150年は経ってるだろうな。

しかも丈夫で長持ち、そして葉タバコは安くていいんだよ。リーズナブルっていうのか?」 店主はそう答えました。丈夫で長持ちで粋。そこで考えたのはハンコの側面に彫刻を施すというアイデアでした。


日本の職人との出会い

まずは側面に彫刻できるのか今日本に存在する技術や職人を探す事から始まりました。

北は北海道南は九州まで彫刻可能な技術と職人を探しましたが「丸い物に360度彫刻は不可能」や「そんな細かい技術は無い」その他にも「わざわざハンコの側面に彫刻したい気持ちがわからない」などすべて断られる状況が2か月も続きましたが苦労の末、福岡の技術職人のご協力で360度の彫刻が可能ではないかという回答をもらいました。


試行錯誤の連続

通常、印鑑の直径は12oの物と15oの物大きい物では18oの物とあるのですが、すべて 直径が若干違います。11.8mmの物もあれば12.5oの物もあり、どうしても規制の彫刻機で360度きれいに彫刻することは不可能かと思われていました。しかし福岡の職人さんの技術と努力で不可能かと思われていた「360度彫刻」に成功しました。 日本の技術力と研究能力と職人のあきらめない心の結晶です。


デザインというもの

360度側面に柄を施すことはクリアしました。問題は「何を掘るか」です。 畳屋の店主が使用していたキセルの模様は「からせみ」昔江戸時代中期に流行った柄です。 その当時はやっている物を柄として施す。では私たちの今の時代で流行っている柄を施せば「からせみ」のように後世に残るデザインになるのではと考えました。 からせみ柄は一般庶民や町で発祥した柄として考えられていたそうでいわば「ストリートカルチャー」に近い存在。であれば現在のストリートアートカルチャーで活躍する日本人アーティストに着目してみようということになりました。 そしてこのコンセプトに賛同してくれた国内外で活躍する3名のクリエイターが主な柄を提供してくれることとなりました。

そして完成したのがARTISTAMPSなのです。


コンセプトは「一生大切にできる粋なハンコ」です。