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Interview

Interviewインタビュー

2011年日本最大規模の室内フェス「WIRE」で来日したRainbow Arabiaや世界的に頭角を現した音楽ユニットLittele Dragonなどのジャケットワーク・ミュージックビデオの制作や、国内でもスピッツなどのメジャーアーティストの仕事を手掛けるKATSUMATA HIDEYUKI氏に今回ARTISTAMPに参加していただいた経緯や印鑑をモチーフにした作品のイメージなどをお聞きすることになりました。今回の取材場所は下北沢の老舗レコード店FLASH disc Ranchにてインタビューさせていただきました。

ARTISTAMPスタッフ:
よろしくお願いします。
いきなりなんですがこの店舗デザインKATSUMATAさんがすべてされてるんですか!?



KATSUMATA:
FLASH disc runchオーナーの椿さんから僕のマイスペースに直接オファーがあり、始めは入口にあるテントの絵を制作したのですが、その後看板やなんやら作っていくうちに3年越しで、現在の感じになりました。

ARTISTAMP:
え?っていうことはまだ制作中ですか?

KATSUMATA:
そうですね(笑)
塗りつぶす可能性もあります。時代に逆行して流動的に。



ARTISTAMP:
そういう経緯があったんですね。それでは、Rainbow ArabiaやLittle Dragonなどの海外アーティストのジャケットやMVなどを手掛けてらっしゃり、かなりワールドワイドなご活躍をされているのですが、実際にオファーに至った経緯ってどういうものなんでしょうか?


※Rainbow Arabiaのアルバム「Kabukimon」より

KATSUMATA:
これもマイスペースです。様様です(笑)

ARTISTAMP:
これもですか(笑)

KATSUMATA:
全部です(笑)アーティスト本人と直接話を進めてるんで自由にやらせてもらっています。

ARTISTAMP:
なるほど。アーティストが直接オファーしてくるから話も早いということですね。Little Dragonに関しては現在非常にヨーロッパやその他欧米でも人気ですが、彼らとのエピソードなどお聞かせ願えれば。

KATSUMATA:
最初に「fortune」
http://www.youtube.com/watch?v=HqTbmTaPMPw
という曲のMVのオファーをもらい、それを気に入ってもらって
セカンドアルバム「Machine Dreams」※のジャケットやツアーのバックドロップ、撮影用のマスク、その他Tシャツなどのグッズ制作など多岐に渡りビジュアルワークを担当しました。



ARTISTAMP:
なるほど。実際に制作などのディテールはオンライン上でのやり取りで決定するんですか?



KATSUMATA:
そうですね。ビジュアルワークに関しては好きなようにやってくれちゃっていいと(笑)

ARTISTAMP:
え!?(笑)すごいですね。ところでメンバーの方と実際に会ったことは?

KATSUMATA:
Little Dragonの来日の時は自分、ブラジルにいたもんでぇ〜(笑)、LIVEはまだ一度も見たことがないんですよ。 でも、スウェーデンのアーティストでJose Gonzalez※http://www.jose-gonzalez.com/ のサポートとして来日していたYukimi(Little Dragonのボーカリスト)と食事に行ったりクラブに行ったりしてから来日するたびに遊んでますね(笑)Yukimiはウニが大好きです(笑)

ARTISTAMP:
ウニですか?(笑)しかし、ブラジルですか!?何故ブラジル行かれたんですか?



KATSUMATA:
ストリートアート的な物はもともと興味がなかったんですが
Fotolog※http://www.fotolog.com/hideyuki_k/ でブラジルのストリートアートを見てその自由さに圧倒されたんですよね。その現場の今を見たくて単身ブラジルに行ったという経緯です。
それからストリートアートが大好きになりました。

ARTISTAMP:
で。実際に行ってみてどうでしたか?

KATSUMATA:
自分の作品をいくつか持って行っていて、ブラジルで知り合った人に見せたらいきなり個展も決まって(笑)滞在中は絵ばっか描いてました(笑)

ARTISTAMP:
せっかくブラジルにいるのに絵ばっかり描いていたんですか?

KATSUMATA:
(笑)それでブラジル人の友達もたくさん出来ましたよ(笑)今もfacebook上でまめにやり取りしていますよ。

ARTISTAMP:
なるほど。言葉も通じない場所で一番のコミュニケーションは「絵」だったということですね。

KATSUMATA:
あ〜。そうかも(笑)

ARTISTAMP:
実際KATSUMATAさんの作品を見ているといろんなキャラクターがいますがすべて名前がついているんですか?もしよければご紹介いただければ(笑)

KATSUMATA:
絵のシリーズの中では決まっている物もありますね。たとえば




これがYAOYOROZというシリーズで


この子の名前が「HANAUTAH」です。今のところ(笑)

ARTISTAMP:
あー。いますねー。その他スピッツのMVに出てくるキャラクターなども「HANAUTAH」なんですか?
http://youtu.be/ZlwbKKtJnYI

KATSUMATA:
彼は不思議な果実の妖精です。

ARTISTAMP:
KATSUMATAさんメルヘンですね〜(笑)

KATSUMATA:
宇宙系とファンタジー系が大好きです(笑)

ARTISTAMP:
それでは今回の印鑑デザインなのですがこれもマイスペースですか?

KATSUMATA:
ちがいます(笑)

ARTISTAMP:
あーよかった。印鑑をデザインするということで最初にこだわった点をお聞きしたいです。

KATSUMATA:
自分が普段使うもので、やっぱり印鑑なのでそれに意味を持たせようと思いました。普段絵には言葉を入れないのですが JUSTIS&SWEARという文字を刻みました。

※写真参照


ARTISTAMP:
JUSTIS&SWEARとは「約束と誓う」という意味ですね。

KATSUMATA:
そうですね。呪術的な意味も持たせたかったので自分の中でそういう雰囲気にもしています。

ARTISTAMP:
もう一つ「YIN―YANG」というデザインもありますがこちらは?



KATSUMATA:
「YIN―YANG」なので「陰-陽」ですね。
バランスが取れている時に印鑑を押すと何事も良い方向に向くと思いつけてみました。

ARTISTAMP:
では「EOPLE」とはなんでしょうか?



KATSUMATA:
これは最近使いはじめた僕のプロジェクト名で、PEOPLEからPERSONのPを抜いた造語です。

ARTISTAMP:
意味がありそうですね。

KATSUMATA:
へへへ(笑)

ARTISTAMP:
今日は本当にありがとうございました。